JALグローバルクラブとは?
JALグローバルクラブとは、JALを頻繁に利用する人向けの特別な会員サービスで、一度入会すれば生涯にわたり上級ステータスが維持できる魅力があります。簡単に言えば、JGC会員になると搭乗クラスに関係なく、専用チェックインカウンターの利用、優先保安検査場の利用、空会社ラウンジの利用が可能です。そんな一生もののステータスを手にするために、多くのJALマイラーが「JGC修行」と称してJGC入会を目指しています。
本記事では、2025年現在の最新制度「JAL Life Statusプログラム」に基づいたJGC(JALグローバルクラブ)入会の条件や手順、メリット、必要なカードや費用、効率的なポイントの貯め方までを、わかりやすく徹底解説します。

JGCになるための「Life Status」プログラム(2024年導入)
従来の「年間実績(FLY ON)」から、「生涯実績(Life Status)」へ
JGC入会には、年間5万FOP → 累計1,500 LSP(Life Status Point)が必要に。LSPは飛行機以外の利用でも貯まり、生涯有効になりました。JALカード保有は引き続き条件です。
- 旧制度(FLY ON)
年内に50,000FOP+JALカード保有 → JMBサファイアでJGC入会可 - 新制度(Life Status)
累計1,500LSP+JALカード保有 → JGC Three Starで入会可
※LSPは有効期限なし。飛行機以外の利用でも加算され、生涯積算され続けます。
JALは、飛行機以外のサービスでもポイントが貯まる新制度で、より多くの人にJGCへの道を開きました。
なお、FLY ONは継続されるものの、2024年以降はJGC入会にLife Statusポイントが必須となる点に注意が必要です。
JGCの主なメリット・特典
JGC会員の主な特典(抜粋)は以下の通りです
- 専用チェックインカウンター:エコノミーでもビジネスクラス用を利用可
- 優先セキュリティレーン:主要空港で待ち時間を短縮
- サクララウンジ利用:国内・国際線ともに無料で利用可能
- 優先搭乗・降機:混雑を避けてスムーズに搭乗・降機
- 手荷物優先:到着空港で早く受け取れる
- 予約・空席待ち優先:希望便が取りやすく
- 手荷物枠の優遇:無料受託手荷物が増加
- ワンワールド特典:他社便でもビジネスクラス並みの待遇
空港での快適性が格段に向上し、「一度体験すると戻れない」と言われるほどの魅力があります。
JGC入会に必要なJALカードの年会費の種類
JGC入会資格を得るには、所定のクレジット機能付き「JALグローバルクラブカード」を保有が条件。具体的には以下の4種類のいずれかに該当するJALカード(本会員)を持っている必要があります。
カード名称 | 年会費(本会員) | 年会費 (家族会員) | ショッピングマイル・プレミアム | ツアープレミアム |
---|---|---|---|---|
JALカード CLUB-A | 11,000円 | 3,850円 | 4,950円 | 2,200円 |
JALカード CLUB-Aゴールド | 17,600円 | 8,800円 | 年会費に付帯 | 2,200円 |
JALカード プラチナ | 34,100円 | 17,050円 | 年会費に付帯 | 2,200円 |
JALダイナースカード* | 30,800円 | 9,900円 | 年会費に付帯 | 2,200円 |
*税込価格
*ダイナースカードは、CLUB-Aゴールドカードに分類
*JCB/VISA/Mastercardなどの国際ブランドあり
補足情報
ショッピングマイル・プレミアム
通常200円=1マイル → 入会で100円=1マイルに倍増。
CLUB-Aゴールド・ダイナース・プラチナ会員は自動加入&無料。
ツアープレミアム
割引運賃利用でも通常より多くマイル加算。
年会費:2,200円(税込)/人(本会員・家族会員ごとに必要)。
その他補足
・JAL普通カード/JALカード navi/提携カード(TOKYU・AEONなど)はJGC対象外。
・JGCを目指すならClub-A以上のカードが必須。
・入会後も対象カードを保有し続けることでJGC資格は自動更新。
・カード退会=JGCも自動退会となり、特典も失効します。
・維持には毎年の年会費負担がある点にも注意が必要です。
希望のカードが決まったら、なるべくお得に入会をしましょう。JALカードは公式キャンペーンのほかに、「ハピタス」や「モッピー」では、JALカード発行でポイント獲得(通常1ポイント=1円相当)ができるので、逃すと逆にもったいないです。
LSPの貯め方と対象サービス
JGC入会に必要な「Life Statusポイント(LSP)」は、飛行機の搭乗だけでなくクレジットカード利用や各種JAL関連サービスの利用でも貯めることができます。以下では主な加算対象とその積算基準を解説します。まず真初めに、まとめると以下のようになります。
サービス名 | 獲得条件 | LSP獲得数 |
JALグループ国内線搭乗 | 1搭乗ごと | 5ポイント |
JAL国際線搭乗 | 区間マイル1,000マイルごと | 5ポイント |
JALカード(ショッピング) | 利用でマイル2,000マイル積算ごと | 5ポイント |
JAL Pay | 利用でマイル500マイル積算ごと | 1ポイント |
JAL Mall | 購入でマイル100マイル積算ごと | 1ポイント |
JAL NEOBANK(円預金) | マイル積算6回ごと (※通常毎月積算) | 1ポイント (プレミアム会員は3ポイント) |
JAL NEOBANK(外貨預金) | マイル積算6回ごと | 2ポイント (プレミアム会員は6ポイント) |
JALふるさと納税 | 寄附額1万円ごと | 1ポイント |
JALモバイル | 携帯サービス契約 (毎月マイル積算) | 毎月1ポイント |
飛行機搭乗で貯める
LSPの積算ルール
- 国内線:有償1搭乗=5 LSP(均一)
- 国際線:区間1,000マイルごと=5 LSP(距離比例)
※クラスや運賃種別に関係なく、区間マイル100%で算出。
例:羽田〜NY(片道約6,700マイル)=30 LSP(往復60)
国際線は長距離ほど効率的(例:地球12周で1,500LSP)ですし、国内線のみで達成するには300回搭乗が必要=現実的には困難なので、次のカードやふるさと納税の併用が良いでしょう。
JALカード(クレジットカード)利用で貯める
JALカード利用でのLSP加算(ショッピングマイル)は以下の通り。
- 2,000マイルごとに5 LSPを積算。対象はショッピングマイルのみ(搭乗ボーナス等は対象外)
- 端数マイルは繰り越し可で、到達時に自動加算されます。
例えば、JALカード(ショッピングマイル・プレミアム加入時)では通常100円につき1マイルが貯まるため、20万円のカード利用ごとに5 LSP得られるイメージです。
JAL Payの利用で貯める
JAL PayでのLSP加算は以下の通り。
- ショッピング利用:500マイルごとに1 LSP(※ボーナスマイル除く)
- 外貨両替(両替マイル):300マイルごとに1 LSP
スマホ決済「JAL Pay」で、日常利用からLSPが貯まる新しい手段として活用できます。
4. JAL NEOBANKの利用で貯める
JAL NEOBANKでのLSP加算は以下の通り。
・プレミアム会員限定で、半年ごとのボーナスマイル1回につき1 LSP
・年間最大2 LSP。銀行利用でもLSPが貯まる、補助的な加算手段です。
JAL NEOBANKでは他にも日常の銀行取引でJALマイルが貯まる仕組みがありますが、LSP対象は上述のボーナスのみとなっています。
5. JAL Mall(JALマイルパーク経由ショッピング)で貯める
- JAL Mall(JAL公式ポイントモール):JAL Mall経由のネットショッピングで通常積算される100マイルごとに1 LSPが貯まります。JAL Mallでは例えば**「100円の買物=1マイル」**が基本積算率なので、10,000円の購入ごとに1 LSPという計算です(※マイルアップキャンペーンによるボーナスマイルはLSP対象外)。
- JALマイレージパーク提携ショップ:2025年から新設されたポイントモールで、JAL Mall以外の提携ECサイトでも100マイル=1 LSPの基準でLSPが積算されます。対象ショップには「LSPアイコン」が表示されており、一部キャンペーンのボーナスマイルも対象となる場合があります。
6. その他の生活サービスで貯める
JALは航空以外にも幅広い生活サービスでマイルを提供しており、そうした「非搭乗型」のマイル獲得もLSP積算対象です。代表的なものを挙げます:
- 飛行機に乗らなくてもLSPが貯まる代表的なサービス
- JALふるさと納税:寄附1万円ごとに1 LSP(2025年~)
- JALモバイル:毎月1 LSP付与(10GB以上プランはマイル特典も)
- ジャルパックツアー:参加で所定のLSP加算(内容により異なる)
- JALカード特約店:マイルが2倍貯まり、LSP獲得までの到達が早まる
- JAL Wellness & Travel、JALでんき・光:日常利用で貯まるマイルもLSP対象
このように飛行機に乗らなくても、クレジットカード決済や日常サービスの活用でコツコツLSPを貯めることが可能です。自分のライフスタイルに合わせて多角的にJALサービスを利用することが、効率的に1,500ポイント達成する鍵と言えるでしょう。
モデルケース別:LSP獲得シミュレーション
具体的に、どのくらいの期間・コストで1,500 LSPを達成できるのか、いくつかのモデルケースをシミュレーションしてみましょう。搭乗回数やカード利用額の異なる4つのパターンを例に、必要年数の目安を算出します。
搭乗中心型モデル(年10回フライト)
毎年JAL便に10回搭乗(主に国内線利用)、カード利用は必要最低限と想定。
年間獲得LSP:約 50ポイント(国内線10回)…達成に必要な年数:約30年(1,500 ÷ 50 = 30年)
このケースでは飛行機搭乗がメインですが、非常に長い期間がかかる計算です。実際には30年もの間毎年10回ずつ乗り続けるのは非現実的でしょう。途中で国際線長距離フライトを増やしたり、日常のカード利用でもポイントを補ったりしないと厳しいです。年10回程度の搭乗ペースでは、JGC達成まで数十年単位と覚悟する必要があります。
費用面: 国内線10回/年の場合、仮に1回あたり2万円の運賃として年間20万円、30年で総額600万円の航空券費用になります(マイル修行目的の出費)。かなりの負担となるため、このモデルだけでの達成は非推奨です。
カード利用中心型モデル(月10万円利用)
飛行機にはほとんど乗らず、JALカード決済を月10万円(年間120万円)利用場合で想定。
年間獲得LSP:約 15〜135ポイント…達成に必要な年数:約11〜100年(笑)
- 最低値(15 LSP): 単にカードを使うだけの場合。120万円利用⇒約6,000マイル獲得(1マイル/200円換算)⇒5 LSP × 3回 =15 LSP。端数マイル分は翌年持越し。約100年(1,500 ÷ 15 = 100年)という計算..笑
- 最大値(135 LSP): JAL Mall経由など工夫してカード利用した場合。例えば120万円の支出の大半をJAL Mall経由にすれば、カード利用6,000マイル+ショッピングマイル12,000マイル=計18,000マイル獲得。カード分6,000マイル⇒15 LSP、Mall分12,000マイル⇒120 LSPとなり合計135 LSPとなります。
約11年(1,500 ÷ 135 = 11.1年)
単純にカード決済だけで賄おうとすると気が遠くなる年月がかかります。しかしネット通販をJAL Mallに集約したり、JALカードの還元率を上げる工夫(ショッピングマイル・プレミアム加入や特約店の活用)をすることで、大幅に効率アップ可能です。上手くやりくりすれば現実的には10年ちょっとで達成できる計算になります。このモデルの利点は、普段の支出の範囲内でポイントを貯められるため余計な出費が少ないことです。
費用面: カード利用額=日常の生活費なので一概に「コスト」とは言えません。強いて言えばJALカード年会費(1〜3万円台)が主な固定費です。無理なく達成するには、家賃や公共料金・通信費など大きな固定支出も可能な限りJALカード払いに集約する工夫がポイントです。
MIXモデル(年5回フライト+カード月5万円)
年5回搭乗(主に国内線)とカード月5万円利用を組み合わせてバランス良く貯めると想定。
年間獲得LSP:約 90ポイント…達成に必要な年数 約17年(1,500 ÷ 90 = 16.7年)
- 飛行機:5回搭乗 × 5 = 25 LSP
- カード:年60万円利用で約3,000マイル ⇒ 7~8 LSP(2,000マイル到達で5 LSP、残り1,000マイルは翌年持越し)
- JAL Mall活用:上記60万円のうち半分をMall経由と仮定→約3,000マイル追加 ⇒ 30 LSP
- その他サービス利用:JALふるさと納税5万円で5 LSP、JAL NEOBANKで1 LSP/年、JALモバイル契約で12 LSP/年 など ⇒ 約18 LSP
適度に飛行機にも乗りつつ日常のマイルも活用するスタイルです。上記試算では約17年ですが、例えば国際線搭乗を混ぜたりカード利用額を増やせば10年台前半まで短縮も可能でしょう。無理のない範囲で少しずつ積み上げれば約15年前後で到達できるイメージです。
このモデルは「修行」と構えず趣味の旅行や日常生活の延長で達成するイメージに近く、費用・労力のバランスが良いと言えます。その分時間はかかりますが、途中で得られるステータス特典も楽しみながら続けられるでしょう。
費用面: 年5回の国内旅行費(年間10万〜20万円程度)+日常支出60万円/年の範囲内で進められます。余裕があれば出張や旅行の際に意識してJAL便を選ぶなどしてフライト回数を増やすとさらに早く達成できます。
ライフスタイル複合型モデル(サービスフル活用)
飛行機搭乗は少なめだが、JALカード・JAL Mall・JAL Pay・NEOBANK・ふるさと納税・JALモバイル等あらゆる手段でマイルとLSPを獲得する想定。
年間獲得LSP:約 150~180ポイント...達成必要年数約8~10年(1,500 ÷ 年150〜180)
- カード+Mall:月10万円(年120万)を極力JAL Mall経由 → 〜135 LSP(前述モデル2の最大値)
- JALモバイル:12 LSP(1ポイント/月×12ヶ月)
- ふるさと納税:5 LSP(年5万円寄附想定)
- JAL NEOBANK:2 LSP(半年毎×2回)
- 飛行機搭乗:年2回程度 → 10 LSP
- JAL Pay利用:例えば年間10万円利用(500円=1マイル換算※仮)で1,000マイル程度 ⇒ 2 LSP
- その他:JAL Wellness&Travelでのマイルなど微細なものを合わせて数ポイント
飛行機にあまり乗れなくても、「陸マイラー」的なアプローチで10年前後まで短縮可能なモデルです。特にJALカード+Mallでのポイント稼ぎが肝となりますが、JALモバイルへの乗り換えやふるさと納税の活用などもじわじわ効いてきます。月々の出費をできる限りJAL関連サービス経由に集めることで「生活しながら上級会員」に手が届く好例と言えるでしょう。
費用面では、基本的に日常生活に必要な支出の範囲内でポイント化しているため、追加コストはほぼありません。強いて言えばJALモバイルへの乗換えで若干通信費が増減する程度です(それでも毎月1 LSPの価値を考えれば検討の余地ありです)。時間はかかりますがコスト効率は抜群のモデルです。
以上のシミュレーションからも分かるように、現在のJGC修行は時間をかければ日常生活の延長で達成可能ですが、その分ハードル(必要年数)は大幅に上がっています。特にフライト回数が少ない方は十年以上の長期戦を視野に入れる必要があります。しかし、裏を返せば「時間さえかければ誰でも狙える」ようになったとも言えます。自分に合ったペースで無理なく続けることがJGCへの近道です。
道中で得られる「Starグレード」特典!
Life Statusプログラムでは、ポイント累計に応じて6段階の**「Starグレード」が設定されており、途中段階でも様々な特典が用意されています。JGC入会ラインはThree Star(★★★、1500ポイント)ですが、それまでの過程でもJMBエリート(★、250ポイント)やJMBエリートプラス(★★、500ポイント)**といったステータスを獲得できます。これら中間グレードの特典を活用すれば、長い修行期間のモチベーション維持に繋がるでしょう。
ステータス名 | 必要ポイント | 主な特典 | 相当ランク | 到達目安年数 |
---|---|---|---|---|
★ JMBエリート | 250 pt | ・サクララウンジ年2回無料・クラスJ-eクーポン2枚・優先予約・空席待ち | ワンワールド ルビー相当 | 約2〜3年 |
★★ JMBエリートプラス | 500 pt | ・ラウンジ年6回無料・手厚い優先サービス(一部) | JMBサファイアに近い | 約5〜6年 |
★★★ JGC Three Star | 1500 pt | ・JGC入会資格・ラウンジ無制限・手荷物優先・追加無料 | ワンワールド サファイア | 数年以上 |
★★★★ JGC Four Star | 3000 pt | ・ファーストクラスラウンジ利用・国際線手荷物宅配2個無料 | ワンワールド エメラルド | 長期目標 |
★★★★★ JGC Five Star | 6000 pt | ・最上級ラウンジ利用・非公開の特典あり | 最上級クラス | 非常に困難 |
★★★★★★ JGC Six Star | 12000 pt | ・伝説級の特典・最上位ラウンジ常時利用可能 | 伝説級ステータス | 到達困難 |
このように、途中段階でもラウンジクーポンや優先サービスを試せる機会があり、「あと○ポイントで次のグレード」と目標を細分化できます。特にJMBエリート(250)達成で得られる年2回ラウンジ体験は大きな励みとなるでしょう。実際、「年に1〜2回しか乗らないならJMBエリートだけでも満足」という選択肢も生まれたほどです。
JGC維持に必要な年会費・経費
最後に、JGC入会後に必要となる費用面の基本情報を整理します。
- JGC年会費(=カード年会費):JGC会員資格自体に年会費はありませんが、前述のようにJGC対応クレジットカードの年会費が毎年発生します。最も安価なCLUB-Aカードで11,000円(税込)、CLUB-Aゴールドで17,600円(税込)前後、プラチナカードやダイナースでは3万円台となります。この年会費を支払い続けることでJGC資格が維持されます。
- 家族会員制度:JGC本会員の配偶者・両親・18歳以上の子は、本会員が1,500ポイント以上保持していれば自分のLSP残高に関係なく家族会員としてJGCに入会可能です。家族会員も本会員同様のサービス(一部除く)を受けられます。ただし家族カード年会費(1万円前後)がかかります。
- JGC入会時の費用:入会金などは不要ですが、JGCカードへの切替発行手続きが必要です。切替自体はオンラインで可能で、カード発行手数料は基本かかりません(プラチナ・ダイナース等は新規発行扱いになる場合あり)。新規入会時には**記念のJGCオリジナル革製タグ(ネーム刻印入り)**が一度だけプレゼントされる特典があります。
- ステータス維持に関する要件:一度JGC会員になると、毎年のフライト実績に関係なくステータスは維持されます。年会費さえ払い続ければ、たとえ翌年以降まったく飛行機に乗らなくてもラウンジや優先待遇を受けられます。これは大きなメリットですが、裏を返せば年会費負担に見合うだけ恩恵を受けているかは定期的に見直すと良いでしょう。
以上のように、JGC維持コストは主にカード年会費です。上級会員サービスとしては比較的少額で、一度資格を得てしまえば「修行」的な出費は今後不要なのは救いです。とはいえ使わない年も年会費はかかるため、「せっかくのステータスを活かそう」と旅行頻度が増える方も多いようです。
お得にJALカードを発行するなら、ポイントサイトを活用
希望のカードが決まったら、なるべくお得に入会手続きをする工夫もしてみましょう。JALカードは公式キャンペーンのほかに、「ハピタス」や「モッピー」では、JALカード発行でポイントサイトのポイントなど(通常1ポイント=1円相当)の報酬がもらえる案件が掲載されることがあります。これらのポイントは現金化やJALマイル交換も可能で、少しでもお得にカードを作りたい方にとって見逃せない特典です。
現在の「ハピタス」では「JALカード CLUB-Aカード/CLUB-Aゴールドカード(VISA)」が、13,000 ポイント獲得でき、さらに「モッピー」では「JALカード CLUB-Aゴールドカード/CLUB-Aカード(VISA)」が、16,000ポイント獲得できますので、ぜひチェックしてください。
※ポイント数や対象カードは時期により変動します。サイト登録時には広告利用の規約等をご確認ください!
カードを手に入れた後は、実際にどうLSPを貯めていくかが次のステップです。フライト搭乗での獲得はもちろん、JALカードのクレジット決済やJALの各種サービス利用でもLSPは積算されます。こちらについては、別記事にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください!
参考サイト
- JAL公式サイト JALグローバルクラブ入会資格
- JAL公式サイト Life Statusポイント(LSP)とは
- JAL公式サイト JALグローバルクラブ入会資格(日本にお住まいの方』
- JAL公式サイト Starグレードごとの特典・サービス一覧(JALのサービス)
- 公式サイト FAQ「家族会員の年会費は本会員と同額ですか?」
- JALプレスリリース 新しい生涯実績プログラム『JAL Life Status プログラム』が誕生
- ヴォヤージャーズ JALのJGC修行で上級会員になる方法!改悪後の達成ルートを完全解説
- ポイントタウン【2025年】JALグローバルクラブのメリットとは?入会方法や特典について解説!
- トライシー 「JGC修行」事実上の”終了” JALグローバルクラブ刷新で見えてきた真の狙いとは【コラム】
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